戦前の大量絵葉書を“量売り”で購入した中には、様々な風景があります。その中から、テーマで選んだ絵葉書を紹介します。今回は「日傘」です。
近年、日傘が復活してきたようですが、戦前は夏に「日傘」をさすあたりまえの光景があったようです。といっても当時の日傘はかなりの高級品でした。
日傘をさす姿は、時代のステイタスだったのかもしれませんね。
男性は帽子、女性は日傘。大正から昭和初期によく見られた光景です。上記の絵葉書は戦前繁華街として賑わった「伊勢佐木」の光景です。
「色香ただよう」と題して、川岸に傘をもった二人の女性が登場しています。
なかなかモダンな「洋傘」をさしています。和服に「洋傘」は似合いますね。
