【横浜ミニ備忘録】「密航0ライン」は大岡川だ

些細なテーマだが スルーしたくない横浜ネタを掘り出す。
昔の横浜を舞台にした映画やテレビドラマを時々見直しているが
時折 <嘘つけ!!>という情報に出会うので
【横浜備忘録】
■映画「密航0ライン」
製作年:1960
公開年月日:1960年(昭和35年)6月25日
監督:鈴木清順
構成:棚田吾郎 伊賀逸兵
脚本「横山保朗
撮影:峰重義
キャスト
 香取耕一=長門裕之
 仁科達男=小高雄二
 香取寿美子=清水まゆみ
 佐伯玲子=中原早苗
 李鮮信=小沢昭一
 島村健介=木浦佑三
 千葉伸次=高品格
  他
https://www.nikkatsu.com/movie/20457.html
非情に生きる社会部記者とその好敵手が、強大な麻薬ルートに特ダネを求めて潜入するスリルとスピードに富んだアクション篇。密航0ラインジャケット ここに示されている日活のオフィシャル情報に一言
 <嘘つけ!!
日活オフィシャルでは
■ロケ地
【東京都】文京区(後楽園)/葛飾区(東京拘置所)/▲(隅田川)/中央区(浜離宮)/千代田区(東京駅八重洲口)
【神奈川県】鎌倉市 
【兵庫県】神戸市(神戸南京町) 
これは無いだろう!
 冒頭を含め、そこに映されているのは明らかに横浜市を流れる「大岡川」だ!
「オフィシャルページ」以外の 映画評論やロケ地情報では<概ね>横浜となっているが
製作者情報に なぜ 横浜を記載していないのか?確かに麻薬の取締現場としてど真ん中の「黄金町」を選んだので遠慮・配慮したのかどうか判らない。
戦後でモノクロ、大岡川筋を走る京急が映るシーンとしては最高のシチュエーション、映像資料としても正確な情報を望む。
202102 時点

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください