嘘ではないが間違っている
この絵葉書の風景解読には少し時間がかかりました。まず表題に「横濱高等小学校前」とあります。校舎は水辺に沿っている瀟洒な建物でしょうか。いくつか洋風の建物が確認できます。でも横浜市内で明治後期から大正初期、水辺に建っている… 続きを読む »
この絵葉書の風景解読には少し時間がかかりました。まず表題に「横濱高等小学校前」とあります。校舎は水辺に沿っている瀟洒な建物でしょうか。いくつか洋風の建物が確認できます。でも横浜市内で明治後期から大正初期、水辺に建っている… 続きを読む »
風景というと、辞書的には<見える様>といった説明になりますが、もう少し心象的な意味合いでつかわれることが多くなりました。文字通り「心象風景」は有様を想像する作業です。サウンドスケープ(音の風景)は、しっかり研究領域として… 続きを読む »
汽車道は近年人気のプロムナードで、土日休日は行列のように通行人が繋がる。桜木町駅前から新港埠頭を繋ぐ約500mの遊歩道で、感覚的には「赤レンガ倉庫」がゴールのように感じられるが、手間で終点となる。大正期に完成した新港埠頭… 続きを読む »
運河時代の地図をベースに中村川と日ノ出川、吉田川と派大岡川に囲まれた一帯を最も占める町内をまとめて「埋地七ケ町」と呼んでいます。字のごとく、埋め立てられ宅地となった当時の松影町、寿町、扇町、翁町、不老町、万代町、吉浜町を… 続きを読む »
「海水浴とマジシャン」と題して俳人秋元不死男作品から横浜のある風景を読み解いていきます。前回では、不動坂付近で行われていた四の日縁日の風景が描かれている句を紹介しました。大正初期の亀の橋付近の風景です。今回は、1938年… 続きを読む »
秋元不死男、彼の名を知る人は限られていると思います。戦前から戦後にかけて活躍していた俳人です。人生の大半を横浜で過ごし、横浜の情景を詠んだ句も多く残されています。彼に関しては、以前簡単なブログを書いています。No.35 … 続きを読む »
<ちょっと具合悪そう>「横濱山手英国病院 English Hospital Bluff Yokohama.」