第957話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第二話
この「横浜真景一覧」を現在と比較してみると、運河筋の正確さに気づく。 大岡川・派大岡川・中村川・堀川の形状は概ね正確に描かれていることがわかる。元資料となった地図があったのかもしれない。 ところがこの絵図の凄さは その観… 続きを読む »
この「横浜真景一覧」を現在と比較してみると、運河筋の正確さに気づく。 大岡川・派大岡川・中村川・堀川の形状は概ね正確に描かれていることがわかる。元資料となった地図があったのかもしれない。 ところがこの絵図の凄さは その観… 続きを読む »
明治中期に描かれた地図に「横浜真景一覧」という実に見事な鳥瞰地図がある。測量による近代地図的描法が取り入れられ平面図が主流になった時期の珍しい都市鳥瞰図である。 この地図を詳細に見ていくと様々なことが見えてくる。今回から… 続きを読む »
<プロローグ> 横浜市金沢区は市域の南端、東京湾の一角、太平洋に繋がる三浦半島の付け根に位置します。関東平野の深い入海となっている東京湾は起伏に富んだ多くの入江を擁しています。中でも、金沢の入江は内川入江(泥亀新田)と平… 続きを読む »
第一章 「横浜駅の歴史」が面白い! 横浜駅の歴史は横浜市の近現代史を語るキーワードになる。 横浜駅の彷徨から開港の近代史が、 三代目横浜の東西戦争からは戦後史が見えてくる。 近代以降、 <駅>の視点で横浜を観ると探ってみ… 続きを読む »
昭和の記憶に開港の時代が刻み込まれている瞬間に出会う。吉田町では、店の名に<土手>をツケて呼んでいたと聞いて久しぶりに痺れた。 これこそ昭和に伝わっていた開港の記憶だ! 吉田町の大店(おおだな)だった「武蔵屋呉服店」は当… 続きを読む »
1930年(昭和5年)に発行された「東京横濱電鐵」の沿線案内を兼ねた路線図の一部です。 この路線図をネタにこの時代を少し読み解いてみます。 現在と異なっているのが、 ○国鉄線の「程が谷」→「保土ケ谷」 一昔前は「保土ヶ谷… 続きを読む »
今回は謎のみで<解いていません> (大岡川運河群の誕生) 大岡川下流域はかつて大きな入海で、江戸期に吉田新田が干拓で誕生します。この吉田新田の誕生によって「大岡川」「中村川」「派大岡川」が誕生します。 この時点では、新田… 続きを読む »
前回、 五雲亭貞秀が描いた代表作の一つ「横浜鉄橋之図」から野毛近辺をクローズアップして風景を読み解いてみました。今回も引き続き、「横浜鉄橋之図」鉄の橋の下を通過する荷物満載の船と横浜製鉄所、魚市場あたりを眺めてみることに… 続きを読む »
・横浜絵の誕生 開港後、初代イギリス公使オールコック(Rutherford Alcock)が「人の住まぬ湾のはしの沼沢から、魔法使いの杖によって、日本人商人たちが住む雑踏する街ができた」「魔法使いの杖 の一振りによって茸… 続きを読む »
※なんとサボりにサボって2018年初ブログです。まずは慣らし運転で。 大岡川の橋を良く渡ります。 中でも「都橋」を渡ることが一番多く、好きな橋でもあります。橋には<蒲の穂>をモチーフにしたレリーフが飾られています。親柱の… 続きを読む »