【よこはま時の風景】
風景というと、辞書的には<見える様>といった説明になりますが、もう少し心象的な意味合いでつかわれることが多くなりました。文字通り「心象風景」は有様を想像する作業です。サウンドスケープ(音の風景)は、しっかり研究領域として…
(横濱界隈通信)様々な横浜界隈を歴史から現在まで一つひとつたどりながら紹介していきます。
風景というと、辞書的には<見える様>といった説明になりますが、もう少し心象的な意味合いでつかわれることが多くなりました。文字通り「心象風景」は有様を想像する作業です。サウンドスケープ(音の風景)は、しっかり研究領域として…
汽車道は近年人気のプロムナードで、土日休日は行列のように通行人が繋がる。桜木町駅前から新港埠頭を繋ぐ約500mの遊歩道で、感覚的には「赤レンガ倉庫」がゴールのように感じられるが、手間で終点となる。大正期に完成した新港埠頭…
1930年(昭和5年)4月1日に開通した湘南電気鉄道は三浦半島の浦賀駅から桜木町駅を目指すために初期ターミナル駅を所在地の町名を採って「黄金町駅」とした。一時期本社機能が置かれたこともある。開業の翌年、湘南電気鉄道は日ノ…
この【ミニミニ今日の横浜】はこれまで数年間集めてきた資料や年表から簡単にその日その日の出来事を紹介してきました。大体が過去の調査資料の範囲内で<料理>していましたが、今回は ちょっと違うぞ! ちょっと待て!も…
運河時代の地図をベースに中村川と日ノ出川、吉田川と派大岡川に囲まれた一帯を最も占める町内をまとめて「埋地七ケ町」と呼んでいます。字のごとく、埋め立てられ宅地となった当時の松影町、寿町、扇町、翁町、不老町、万代町、吉浜町を…
近年、”異常気象”の冠に相応しい?変な天気が続きます。コラムを書いている今年2017年(平成29年)の夏は日照不足でした。関東は秋になって台風の洗礼を受けています。※過去にボツにしたコラムに手を入…
横浜村を更地にして、日本人街を造成、外国人を受け入れるまでの姿、区史、市史、明治期の開港モノなどを目下整理中で苦闘しています。なので、ちょっと時間をワープします。日本人として開港直後の様子を表した文献で代表的なものは「福…
前回ようやく開港の舞台となった横浜村の一角の話に入るところまで来ました。開港直前の横浜村から開港場が作られていく<様>をいろいろな資料から描いていこうと考え、進めてきました。ところがどっこい、さらっとサマライズできなくな…
このシリーズを書いてみようと思った出発点は開港のために造成した野っ原あたりのことを知りたいと思ったことに始まります。 幕府がペリーとの交渉で「神奈川開港」を約束してから実際には横浜を提案しアメリカを筆頭に各国の外交官と居…
本編となる開港ドタバタ風景までもう少々お付き合いください。 <である>調より<ですます>が良い!というメッセージいただきました。読み返してみるとちょっと硬く感じるので 文体変えます!■野毛の自立現在大岡川河口近くにある野…