横浜の道

第978話【横浜の分水嶺】 横浜の水辺

第978話【横浜の分水嶺】

都市部ではあまり<分水嶺>という表現を使いません。都市化された市街地にかつて流れていた(流れている)小河川が埋もれてしまう(暗渠化)ことが多いからです。襞のような丘陵地を多く持つ横浜にはミニ分水嶺が多くあります。 今回は 横浜の分水嶺を紹介しましょう。 横浜市域周辺の水系 ■横浜は大きく4つの水系で…
第976話【横浜の道】横濱国道物語 横浜の道

第976話【横浜の道】横濱国道物語

横浜市内の国道を紹介しましょう。国道とは「日本において国が建設・管理する道路の総称である。(wikipwdia)」そもそも「国道」という言葉が初めて使われたのは、1876年(明治9年)に発せられた「太政官布告」によって、全国の道路を国道、県道、里道に定めたことに始まります。当時国道は、全て一等、二等…
第977話【横浜の道】国道16号線 【資料編】

第977話【横浜の道】国道16号線

国道16号は現在、起点:西区桜木町〜終点:西区桜木町という珍しい道路です。歴史は新しく1963年(昭和38年)4月1日に幾つかの路線が統一されて16号となりました。横浜界隈的に起点から16号を辿ります。ルート16は帷子川支流「石崎川」近く、元「桜川」のあった場所を起点に初めて鉄道が始まった初代横浜駅…
第952話 吉田町通物語 大岡川水系

第952話 吉田町通物語

昭和の記憶に開港の時代が刻み込まれている瞬間に出会う。吉田町では、店の名に<土手>をツケて呼んでいたと聞いて久しぶりに痺れた。 これこそ昭和に伝わっていた開港の記憶だ! 吉田町の大店(おおだな)だった「武蔵屋呉服店」は当時「土手のむさしや」と呼んでいたと伊勢佐木に店を移した「むさしや」の津田さんに伺…
第950話 【大岡川】千秋橋の謎 大岡川水系

第950話 【大岡川】千秋橋の謎

今回は謎のみで<解いていません> (大岡川運河群の誕生) 大岡川下流域はかつて大きな入海で、江戸期に吉田新田が干拓で誕生します。この吉田新田の誕生によって「大岡川」「中村川」「派大岡川」が誕生します。 この時点では、新田の中央に灌漑用水路として「中川」がありました。川というより田畑に水を供給した用水…
第948話【横浜絵】五雲亭貞秀「横浜鉄橋之図」 大岡川水系

第948話【横浜絵】五雲亭貞秀「横浜鉄橋之図」

・横浜絵の誕生 開港後、初代イギリス公使オールコック(Rutherford Alcock)が「人の住まぬ湾のはしの沼沢から、魔法使いの杖によって、日本人商人たちが住む雑踏する街ができた」「魔法使いの杖 の一振りによって茸の生えた一寒村が一瞬にして国際港と化してしまった」 と表現した横浜は徳川幕府末期…
第947話【横浜の橋】リユース都橋(みやこばし) 横浜の橋

第947話【横浜の橋】リユース都橋(みやこばし)

※なんとサボりにサボって2018年初ブログです。まずは慣らし運転で。 大岡川の橋を良く渡ります。 中でも「都橋」を渡ることが一番多く、好きな橋でもあります。橋には<蒲の穂>をモチーフにしたレリーフが飾られています。親柱の電灯にも重厚感があります。時折カモメが止まっている風景は港街を感じさせます。 「…
第944話 中世の横浜(2) 横浜の道

第944話 中世の横浜(2)

歴史上横浜市域における<いくさ>はあまり多くなかったようです。 中世期に 幾つか横浜の戦いがありました。 横浜の中世史に関心のある方に横浜の<戦場>は? と質問すると、 多くの方が挙げるのが、緑区の「小机城」と 神奈川区の「権現山」です。 さらに 御家人畠山重忠の終焉の地「鶴ケ峰古戦場(旭区)」を中…
第943話【今無い風景を読む】汽車道と北仲通の壁模様 横浜の水辺

第943話【今無い風景を読む】汽車道と北仲通の壁模様

1997年(平成9年)に開通した汽車道(開港の道)を渡る折、 開通直後の汽車道 桜木町駅から日本丸の脇に立つと、いつも気なる風景がありました。 帝蚕倉庫の壁に設置されていた「Panasonic」の光学ディスクをモチーフにした広告です。 それ以上にこの壁に這うツタの葉が描く<模様>に釘付けとなったこと…
第942話【謎解き】吉田橋広場 横浜の商店街

第942話【謎解き】吉田橋広場

今年は馬車道150年です。 1867年(慶応3年)に「吉田橋」から関内を通り抜ける広い道路が整備されたことに因みます。 この「吉田橋」から続く<広い通り>は地元の人たちに通称「馬車道」と呼ばれるようになり、その後区画整理を経て現在の「馬車道通り商店街」となりました。 この吉田橋を渡ると伊勢佐木町の繁…