鳥居(とりい)とは、神社の「門」にあたります。
ここから神社の神域に入りますよ!という境目“結界”を示しています。
横浜の神社で鳥居を調べてみました。
まずは名称から
神社には鳥居があります。
いろいろな形がありますが
明神鳥居(みょうじんとりい)と
神明鳥居(しんめいとりい)の様式が大半を占めます。
一番多いのが
●明神鳥居(みょうじんとりい)
日本で最も多い稲荷鳥居(いなりとりい)も明神鳥居の一種です。
「大明神」とも言われますが
「ハマの大魔神社」なんてありましたね。
「佐々木大明神」なんて呼んだりして。
→この様式の変形に稲荷鳥居があります。
本来は柱と島木(しまぎ)との間に台輪(だいわ)を入れますが、台輪のない
お稲荷さんもありますね。
神奈川区にある「笠のぎ稲荷」 |
赤鳥居で柱の下部を黒塗り板木で巻くのもポイントです。
●神明鳥居(しんめいとりい)
「伊勢鳥居」とも言います。直線的なフォルムが特徴です。
西区浅間神社境内 |
鶴見区鶴見市場 熊野神社 |
→神明鳥居の中には「外宮鳥居」があります。
伊勢神宮に本宮がありますが、全国的にも少ない「鳥居」の一つでしょう。
伊勢山皇大神宮に建っています。
伊勢山皇大神宮 二の鳥居 |
【鳥居の雑学】
数え方は、「1基、2基」と数えます。
本殿から一番外側を「一の鳥居」近づくにつれて「二の鳥居、三の鳥居」と呼びます。
地域の鎮守稲荷にはいろいろあります。