横浜を代表するもう一つの橋「鶴見つばさ橋(つるみつばさばし)」が、
1994年(平成6年)12月21日に開通しました。
横浜ベイブリッジに隠れてしまいがちですが、「鶴見つばさ橋」は横浜を代表する美しい橋です。
横浜ベイブリッジがオープンしたのが1989年9月27日で首都高速湾岸線が開通した日にあたります。
【番外編】もうひとつの9月27日
横浜ベイブリッジ開通に遅れること五年、「鶴見つばさ橋」が首都高速湾岸線「神奈川県道294号高速湾岸線」として扇島と大黒埠頭とを結んでいます。
1986年の地図、つばさ橋の計画線がまだありません |
この「鶴見つばさ橋」は、景観デザインの視点から設計にこだわったプロジェクトとして記念碑的橋梁です。
羽田空港と横浜ベイブリッジ間を結ぶ高速湾岸線の主要橋梁として、横浜川崎の工場地帯を抜ける典型的工業埠頭の風景の中に位置しながらもシンボル性と人に対する視覚的安らぎの両方を配慮し、雑然とした環境の中での調和と美しさを考えたデザインを目指したそうです。
橋の下は、5万トン級のコンテナ船がひんぱんに出入りする鶴見航路(産業航路)で、橋長1,020mの1面吊り3径間連続鋼斜張橋として土木学会・田中賞、横浜市景観賞も受賞しました。
斜張橋としては日本国内3位
全長1,020mの一面吊りの斜張橋としては世界一の長さを誇ります。
(ビューポイント)
「鶴見つばさ橋」のビューポイントは
夕暮れの鶴見臨港線「海芝浦」が最高です。
海芝浦からの眺め |
または、鶴見「ふれーゆ」からの眺めが施設から見る事のできるベストポイントかもしれません。
http://yfure-yu.com
構造設計は(株) 新日本技研/(株) 八千代エンジニアリング
幅は38m
全長1,020m
高さ180m(最大高183m)
海面から路面までの高さ57m
http://www.shutoko.jp/fun/lightup/tsubasa
実は、
主塔の高さと全長は横浜ベイブリッジをしのいでいます。