1990年(平成2年)6月4日、曜日も今年と同じ月曜日に開園しました。
「神奈川県」と「韓国京畿道」との友好提携を記念して造られたものです。
近年日韓関係はぎくしゃくしていますが、互恵の心を忘れず大人のつきあいをして欲しいものです。 (神奈川県と友好提携)
京畿道(キョンギド、けいきどう)は、大韓民国北西部(朝鮮半島中西部に位置する行政区です。1990年(平成2年)4月に友好提携されました。
「京畿道」からソウル特別市と仁川広域市を除いた地域がエリアですが、何故神奈川県と提携都市になったか?
“穿った見方”だと
京畿道は、神奈川と立場が似ているからでしょうか?
「神奈川県」は政令指定都市を3つも抱え、
「京畿道」も特別市や広域市を抱えてメインどころは独立されてしまっているから?真偽のほどはわかりません。
(神奈川県立三ツ池公園)
「三ツ池公園」を紹介します。
その名のとおり、園内には3つの池(上の池、中の池、下の池)があります。
35品種1,000本を超える桜が植えられています。
残念ながら開花時期にはいつも機会が無く別な季節ばかり訪れていますが、日本さくら名所100選の一つに選定されている総合公園です。
公園整備が行われ開園したのは1957年(昭和32年)です。園内にある3つの池は江戸時代の1787年(天明7年)に、農業用水のため池として浚渫・整備された歴史ある池だそうです。
※三ツ池公園のランドマークはTVKの放送塔です。
(コリア庭園)
パンフレットによれば、「友好提携を記念し、在日韓国・朝鮮人の方々が「故郷」を感じ。まや多くの県民が朝鮮半島の文化に対する関心と理解を深める場となるよう整備しました。」
「コリア庭園」は前苑、前庭、主庭、後庭、後苑の五つの庭から構成され三ツ池公園の大自然の中に李氏朝鮮時代の邸宅が佇むという趣です。
「韓流」ドラマの1シーンに入り込んだような雰囲気が漂っています。
解説パネルも丁寧に設置されているので、狭いながらもじっくり園内を楽しむことができます。
私が訪れた時にはちょうど桜と梅が同時に咲いていました。 (狛犬の隣人?ヘッテ)
朝鮮半島に伝わる守護神とされる想像上の動物です。
獅子に似て、たてがみの中に鹿に似た角が一つあるのが特徴だそうです。狛犬は高麗から来ているという説もあるように、沖縄のシーサー、台湾の風獅爺とも多くの共通点を見いだすことが出来ます。
善悪を判断し、人の争いを見ると、正しくない方を角で突き、火事や災いを退治する役割を持っているそうです。
形もいろいろあるそうですが、ここにある「ヘッテ」はお茶目!な感じですね。
コリア園のヘッテ |
韓国旅行の際に訪問宅の門前に建つヘッテ |
主庭に建つ「別堂」は来客を迎える部屋を京畿道スタイル風に再現したものです。
堂名は友好の意味を持つ「通友斎」と命名されています。
高床の室内を見学できます。
床に座り外の景色を眺めるひと時はなかなか良いものです。 公園ともども入場無料ですので、まだの方は是非来園を。