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No.87 3月27日 横浜駅のヘソが変わる

たまには未来について書いてみます。
横浜駅西口と駅ビルがこの10年で大きく変わり、東西商業バランスの重心が若干北の駅中心部に移ります。
「エキサイトよこはま22」(横浜駅周辺大改造計画)の始まりです。
この計画は2011年(平成23年)の今日半世紀の歴史に幕を閉じたCIAL(横浜ステーションビル)と、奇しくも1961年(昭和36年)の今日オープンし、3月末に閉店したエクセル東急ホテルの跡地を中心に展開します。

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全国屈指のターミナルビル横浜駅界隈の商業戦争が始まったのはそう昔のことではありません。1950年代まで横浜駅の表玄関は東口で、西口は「ペンペン草の生える砂利置き場」でした。そこに?島屋が進出し、東急ホテルと西口側に駅ビル、ダイヤモンド地下街、横浜岡田屋、相鉄ジョイナスと西口開発ラッシュが続きます。そのヘソとなったのが「横浜ステーションビル」後のCIALです。

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相鉄ジョイナス、地下でおかだや、ダイアモンド地下街と連結し、東急線の上り改札が設けられました。
その後、東口側の開発ラッシュとなります。ポルタ、ルミネ、そごうがオープンします。
まだまだポテンシャルのある横浜駅は北に延びます。ポートサイド地区の開発、ベイクウォーターのオープンで人の流れが変わります。それでも横浜駅はモザイク状態の商業地で回遊性に欠けていました。

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東急線の地下化と駅ビル老朽化を機に、JRと東急が横浜駅大再開発に踏み切りました。
プランとしてはかなり前から計画が水面下で練られていましたが、ようやく実施段階に入ることになりました。

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「エキサイトよこはま22」(横浜駅周辺大改造計画)は、
約8年の工期で2019年度に完成予定です。
既存の駅ビル、ホテルを解体して跡地に超高層の巨大複合ビルを建設します。これは横浜駅界隈のランドマークになるでしょう。1972年(昭和47年)12月に建設された天理ビルが101m、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズが115mですから、180mの高さはかなり景観が変わります。

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さらに、約19,700平方メートルの商業地域に「駅前棟(地上33階・地下4階、約195メートル)」、「線路上空棟(地上8階・約50メートル)」、「鶴屋町地区(地上9階・地下1階、約40メートルの駐車場)」を建設する計画です。

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当然エキナカ「横浜エキュート」も登場するでしょう。
北口界隈も再開発の勢いが出てきました。
北西側は、かつての東急線線路跡地を活かした「高島山トンネル」効果が、鶴屋町開発で出てくるでしょう。

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北東側は、ベイクウォーターへのアクセスが改善され導線が変わります。
東口もさらに開発が進んできます。
この先、日本有数の商業集積地ができ上がっていく変身を何時までウォッチできるのか?愉しみです。
※東急ハンズ 横浜店が駅前に移転するため「閉店」します。(2013年5月現在)
「7月15日(月・祝)をもって東急ハンズ横浜店(神奈川県横浜市西区)の営業を一旦終了」
http://yokohama.tokyu-hands.co.jp

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