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No.74 3月14日 東京に近過ぎ、横浜中心部に遠い駅の物語

(2015年3月14日一部更新)
新幹線は戦後日本のビジネススタイルを大きく変えました。
東京ー大阪間を何分で繋ぐか?
どこの駅に停車するか?
この二つの課題は、新幹線創業以来現在まで変わらぬテーマです。

1964年(昭和39年)に開通してまもなく半世紀。
3月14日(一部15日)は東海道新幹線「新横浜駅」にとって記念すべき日です。

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0系新幹線

東海道新幹線にとって「新横浜駅」は冒頭の課題を象徴する駅です。
一日当り多いときで370本近いダイヤ運行をこなす中、東京から19分で到着し、在来線「横浜駅」には10分以上かかるという中途半端な存在の「新横浜」駅にとって「ひかり」「のぞみ」の停車は悲願でした。
1985年(昭和60年)3月14日

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新幹線の「ひかり」が春のダイヤ改正で51本の大幅停車が実現します。
(それまで新横浜駅停車の「ひかり」は、2本だけでした)
同時に市営地下鉄3号線が横浜と新横浜間開通しました。この日から初代モデル0系に加え、100系が登場し20年目にして「2分」東京大阪間の時間が短縮されました。
たった2分ですが、新幹線にとって価値ある2分でした。
ここに新幹線(鉄道創世記から)東京大阪間時間短縮の簡単年表を紹介しておきます。
1889年(明治22年)20時間5分(新橋~神戸間)
1896年(明治29年)17時間9分(新橋~神戸間)
1921年(大正10年)11時間50分(東京~神戸間)
1930年(昭和5年)9時間00分(東京~神戸間)
1934年(昭和9年)8時間37分(東京~神戸間)
※(東京~大阪間)8時間 超特急「燕」
1949年(昭和24年)9時間00分(東京~大阪間)
1956年(昭和31年)7時間30分(東京~大阪間)
1959年(昭和34年)特急「こだま」の所要時間6時間40分

1960年(昭和35年)6時間30分(東京~大阪間)
東海道新幹線開業
1964年(昭和39年)4時間00分(東京~新大阪間)
1965年(昭和40年)3時間10分(東京~新大阪間)
1985年(昭和60年)3時間08分(東京~新大阪間)
1988年(昭和63年)2時間49分(東京~新大阪間)
1992年(平成4年)2時間30分(東京~新大阪間)
2015年(平成27年)2時間22分(東京~新大阪間)

「ひかり」大増発から7年
1992年(平成4年)3月14日のダイヤ改正で
「のぞみ」が下りだけですが新横浜に一部停まるようになりました。
そして
2008年(平成20年)3月15日
すべての「のぞみ」「ひかり」が新横浜駅に停車するようになります。

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新横浜エリアは新幹線が開通する前、横浜市内最大の水田地帯でした。田んぼの真ん中にできた新幹線駅は「岐阜羽島」と「新横浜」くらいではないでしょうか。とても中途半端な立地性をもったエリアでしたが、兼ねてよりの環状鉄道計画(二俣川から新横浜経由 日吉)が実現するようになり、道路も「横浜環状北線」着工中で新横浜から羽沢にかけて劇的な変化が起ってくるでしょう。
駅ビル(キュービックプラザ)も完成し
半世紀かかった副都心構想が形になりつつあります。都市計画には時間がかかりますね。

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新横浜駅前

(ひとこと)
道路計画に傾斜した都市計画はもう無理があるようです。新横駅前の環状線がかなり重荷になっています。新線駅が道路下に出来る予定ですが、商業核になるかどうかちょっと疑問視です。
(ふたことめ)
新横浜のJR不仲関係もなんとかして欲しいものです。

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ようするに二社共有サービスはできません!

(みことめ)
篠原口はいつまでこのままなんでしょうか

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篠原口
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