No.61 3月1日 成田山横浜別院延命院復興

1925年(大正14年)のこの日、関東大震災で被害のあった成田山 横浜別院 延命院(真言宗)本堂の復興落成が行われました。

現在新本堂建設中です。この風景はありません。

成田山横浜別院延命院は、通称野毛不動尊と呼ばれ初詣日本一の成田山新勝寺(千葉県)の別院です。(いよ!なりこまや!)
成田山には8つの別院がありますが、延命院はその1つで真言宗智山派、不動明王を本尊としています。
横浜の怪商、高島易断の始祖、高島嘉右衛門がこの延命院建立に尽力しました。ここにも高島嘉右衛門が関わっていますね。といってもすぐ横に瓦斯工場、学校を建てた訳ですからこの場所の安寧を祈願したいという気持は当然のことでしょう。
平成24年に開創145年を迎えます。現在本堂の建て替え、境内の再構築が始まっています。野毛の別院の山裾は新栄講の水行場がありかなり整備がすすんでいます。別院の山裾を下りると、「横浜新栄講花咲町水行場」と呼ばれる新栄講の水行場がありました。現在本殿立て替えのため大きな再編成が終わったところです。男子水行場は解体復旧無し、女性用は移築し他の目的で使用されるようです。この新築工事で、整理される部分も多く、残念な気もします。

地元の人たちに伺うと、新しくなることによって失われて行く風情を残念に感じている方々も多いようです。昔は「横浜新栄講」といった信者団体が多くの寄進や、布教イベントを推進してきましたが、現在ではこういった「講」も数少なくなってしまいました。この「横浜新栄講」大きかったようです。大きな碑が建っています。(移動中のようです。まさか無くなる?)

2012年3月現在の記事です。
目下 新造営中です。

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