番外編 目利き見立て見切り

「今日の暦」は凡そ一週間単位で資料調べをしながらテーマを決めていきます。特に既知のテーマ以外はなるべく決まった時間内に調べると決めたルールです。
ある一定時間でどこまで調べるか、どこまでまとめるかをトレーニングするために立てた一年の目標がこの「暦で綴る今日の横浜」です。
テーマ探しにはかなり濃淡があり手元資料ではほとんどネタにできない難しい日もあれば、幾つもの面白ネタが集中する日もあります。この「暦」を始めて分かったことは書きたい!面白い!というネタの方が難しいことが多いので困ります。書きたいという欲、もっと知りたいという欲が絡み合い、もっと良く書けるのではという不安が心を過ります。ほんの少し物書きの深さを体験中です。
スペックシンドローム。調べるテーマをどんどん穿ってしまうことで全体が見えなくなってしまうことが往々にしてあります。わかりやすく、簡潔に書くってこと難しいことです。だからトレーニングなんですが。
いまのところ文字量まで決めていません。ちょっと自信が無いですから。書きこなして行くうちに光も見えてくることでしょう。

昔、「ファブレス企業」の勇、株式会社ハウス オブ ローゼの川原暢氏をインタビューした時に、
ビジネスは目利き見立て見切りという話しを伺いました。「物書きも同じでしょう!」と言われましたが 確かに
探し出す「目利き」ネタ探しの嗅覚が必要です。
ネタからテーマをイメージする「見立て」
そして最も大切なのが「見切り」だそうで、欲張らない構成が大切ですね。
60話目をもって 目利き見立て見切りの大切さを実感しています。 

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