No.60 2月29日 消え行く街の個性

本日閏年60話、2ヶ月終了しました。
外は雪です。閏年でなければ3月の大雪です。

商店街が衰退しつつあります。時代の流れかも知れませんが、一階建ての百貨店が風前の灯です。1980年(昭和55年)の今日、神奈川区にある六角橋商店街から出火、24棟26店舗が焼失しました。

グーグル航空写真 商店街上空

戦後の焼け跡から復活し、昭和の香りを色濃くもっている商店街がヨコハマからも消えつつあります。そのきっかけになっているのが残念なことに火災です。それも放火(不審火)が多いのが現状です。
六角橋商店街は1980年(昭和55年)に大きく商店を失いましたが不完全ながら復活しました。

ところが、 2011年8月に六角橋交差点寄りの店舗が火元とみられる火災が発生し17棟が焼失してしまいました。これによる商店街の復興は絶望といわれています。
磯子区浜マーケットも戦後のアーケードを色濃く残した商店街ですが、ここも火事で大きなダメージを受けました。

神奈川大学から六角橋方向?だと思う
六角橋は神大の街でもあります
時々 フラッグも

古くさいもの何故残すのかという声も大きいそうです。不気味な圧力もかかるそうです。店主の高齢化も進んでいます。消防法上好ましくない建築物であることは間違いありません。単なるノスタルジーではありません。
残して欲しい街の個性です。

銭湯も頑張っています。若者が空き店舗で頑張っています。でも厳しいですね。
※2005年の2月と3月に放火事件がありました。

昨年の焼失場所
六角橋商店街
(2012年5月10日 更新)

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