No.15 1月15日(日) マリンタワー開業

マリンタワー誕生日おめでとう。
横浜開港100周年記念事業の一環として昭和33年(1958年)に計画され昭和36年(1961年)のこの日マリンタワーが開業した。高さ106m、12,000トン、タワー最上部は灯台機能が設置され、地上高世界一の灯台としてギネスブックに認定された。
経営不振のため2006年12月25日に終了し横浜市が「マリンタワー再生事業」に基づき改修し、公募された事業者が借り上げる形で外観のリニューアルや屋内の改装などが行われた。灯台機能は2008年に廃止され全面改修を経て2009年にリニューアルオープンした。運営事業共同体は
リスト株式会社を代表に、ゼットン、FM横浜、TKスクエアである

横浜市民は必ず見るべし!(意外と「灯台!元暗し」で上ってない人多いんじゃない)
戦後復興のシンボルマリンタワーの歴史を少々。
横浜大空襲、戦後接収という二つのダメージから復活しつつあった横浜は、昭和30年代に入りようやく開港100周年を祝う余裕が出てきた。
「横浜らしいモニュメント」を創ろうという市民発の要望から様々なプランが提案される中、展望塔、海洋博物館、レストハウスを併せ持つ横浜海洋文化センターとして計画が具体化する。海運会社や貿易会社などが発起人となって昭和33年10月に横横浜展望塔株式会社が設立された。主力株主は日本郵船株式会社、横浜市も10%以上の株式を保有する。設置場所は、昭和電工、日本郵船などが所有していた山下公園に隣接する土地を買収して建設地となった。

(展望階からの眺めです。360度ランドマークタワーとは違った遠景がすばらしい)
昭和35年(1960年)5月に愛称の公募が行われ、2,470人の応募があり「ヨコハマ・マリンタワー」と決定した。
タワー最上部には灯台が設置され、地上高世界一の灯台としてギネスブックに認定された。国内に建つ多くの塔は4角型で建設されているが、10角型のスタイルとなった。設計デザインの段階で20種類以上の案が提出された結果、海上からでも陸上からでも、どの角度からも同じ姿に見えるというメリットから10角型のスタイルが選ばれたという。2009年にリニューアルオープンし、シルバーメタリックが基調で、夜間はライトアップされ山下地区のランドマークとなっている。特別な日はライトアップカラーが変わるらしい!
全日本タワー協議会に加盟している。

(周辺の取り壊し中の写真)
※私の好きな「いわきマリンタワー」が何故か全日本タワー協議会に入っていない。高さが足りない?(塔屋59.99m)のかもしれないがそのシンボル性、見晴らし度(海抜106mの展望室から、いわき一円が一望)からいって入ってしかるべきだと思うが、頭固いのかな。応援もこめて特別会員にしてはどうだろうか。
全日本タワー協議会
http://www.japantowers.jp/web/01_what’s_this/index.html

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