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No.168 6月16日(土) 6月のカナチュウ(加筆修正版)

どこかで紹介しておきたかった神奈川中央交通株式会社。
6月に因縁のある会社です。勿論横浜とも深い関係があります。
創業記念日が6月5日(1921年(大正10年))。
東海道乗合自動車に社名変更が6月16日(1939年(昭和14年))。
神奈川中央乗合自動車に社名変更も6月16日(1944年(昭和19年))。
現在の「神奈川中央交通株式会社」への社名変更が6月29日(1951年(昭和26年)と6月に脱皮してきた日本最大のバス会社です。

(弘明寺生まれ)
神奈川中央交通株式会社(県民の愛称はカナチュウ)
現在神奈川県平塚市に本社を置く、
事業エリア路線規模において日本最大のバス会社です。
このカナチュウの創業地は
横浜市南区大岡町(現在の弘明寺近く)です。

昭和29年頃の弘明寺営業所(社史より)

平塚本社となったのは1953年(昭和28年)のことです。
社史90年の中で、横浜本社時代が約30年ありました。
(さらに6月変身)
2012年6月1日から創業90周年を節目にロゴの変更を行いました。
(新ロゴ)

(旧ロゴ)
いかにも交通関係の会社というロゴですが、この社章が制定されたのも1944年(昭和19年)6月16日でした。

(えらいぞカナチュウ11系統
桜木町駅前から保土ヶ谷駅東口をつなぐ11系統というバス路線があります。
この11系統はかつて「横浜市営バス」が同じ11系統として営業していた路線です。
市があきらめた路線?
カナチュウが運行しています。
私のおすすめ路線バスルートの一つです。
210円でたっぷり横浜の観光地を堪能できます。
※休日はかなりの交通渋滞があり時間がかかりますが、これがまた路線バスの愉しみです。
(主な経路)
保土ケ谷駅・井土ヶ谷下町・中村橋・打越橋・港の見える丘公園・日本大通り駅県庁前

11-E7-B3-BB-E7-B5-B1

このルートは
「横浜を知るルートバス」
「横浜の尾根ルートバス」としてもおすすめです。
●中華街、元町、港の見える丘公園、イタリア式庭園から見る、山下町、関内、MM地区、ポートサイド地区は抜群です。
移築した外交官の家も見ながらしばらくは、観光地横浜の顔を巡ることが出来ます。
山手カトリック教会、司教館、フェリス女学院などなど並ぶ山手の狭いながらも魅力ある横浜を楽しむことができます。
山手の背骨(尾根)を走り、ちょっと下町の香りがする蒔田・井土ケ谷を過ぎると保土ケ谷の歴史街道(切り通し)を抜け 江戸時代の東海道宿保土ケ谷へ。
歴史街道にも触れることができます。

珍しいバス専用表示灯

※バス専用表示灯はかなり珍しい存在です。

(返還の決まった)米軍基地が、ベストビューポイントにあります。

神奈川中央交通株式会社
http://www.kanachu.co.jp/

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