No.183 7月1日(日) 7月のハマ?

2012年は一年366日、このブログも7月1日で折り返し半分まで来ました。
早いものです。
ネタ探しはかなり大変ですが、できるだけこれまでにない「繋がり」を紹介していこうと思います。
さて、今日7月1日ですが、1928年(昭和3年)まで「開港記念日」として祝賀プログラムが行われてきました。ところがこの年以降、6月2日となり現在に至っています。

なぜ、7月1日が6月2日に変更になったかに関しては、
「3月23日 雨が降りやすいので記念日変更」

に詳しく紹介しています。
この時の有吉 忠一市長に関しては

「No.128 5月7日 今じゃあり得ぬ組長業!?」

(そもそも)なぜ開港が7月1日になったのか?
当初の各国(五カ国)との条約では
 神奈川湊の開港日の約束はバラバラでした。
アメリカとは7月4日、フランスとは7月14日とか

1859年7月1日(安政六年6月2日)は「英吉利」「露西亜」と約束した日程でした。
最終的に 各国がこの英吉利・露西亜日程に従ったということのようです。

幕末開港当日は祝賀どころの話しでは無かったようで
静かな開港日を迎えます。
翌年から数年“開港祝賀会”が開催されたようですが、市をあげて記念式典を行い、開港記念日となったのは1909年(明治42年)7月1日(木)の今日開催された「開港50周年式典」がキッカケでした。
この開港50周年を祝して
横浜市は、建設中の新港埠頭で式典を行うと同時に
■市の歌の制定(式典で披露されました)
 横浜市歌 
■市のマーク(き章)の発表(制定)を行いました。
また1913年(大正 2年)に横浜港開港50周年を記念して記念館の建設が計画され、設計案のコンペが実施され1917年(大正 6年)の7月1日に「開港記念横浜会館」の名称で開館しました。
名称が変更され現在「横浜市開港記念会館」と呼ばれています。

この記念館物語は 下記ブログで紹介しています。

No.375 1月9日(水)残した大正の財産

No.420 3月10日(日)横浜三塔に思う


「開港50周年式典」に始まった二つの事業について紹介します。

まず
■横浜市歌について
横浜で最も多くの人に歌われている楽曲は「横浜市歌」です。
作詞は森林太郎(森鴎外)、作曲は、当時東京音楽学校(現、東京藝術大学)助教授だった南能衛(よしえ)氏です。
横浜市歌がどのような過程で制作されたか、資料が失われてしまった関係でよくわかりません。
素人謎解きしたのが
横浜ラプソディ 横浜市歌を巡る前編

横浜ラプソディ 横浜市歌を巡る 後編


【合唱版】横浜市歌をご存じない方は実際にお聴きください。
http://www.youtube.com/watch?v=8gaObvebpXU

●ブルースバージョンもあります。
横浜市歌ブルースバージョン  中村裕介
http://www.youtube.com/watch?v=R_Fu7Wf06wo

●編曲バーション アラメヤ音頭です。盆踊りやイベントで振る舞われます。
http://www.youtube.com/watch?v=UrDa2K1Sh64&list=UUFAb4x6bVD4pMcGCVdDJ1fQ&index=10&feature=plcp

【森林太郎の歌詞】
わが日の本は島国よ (わがひのもとはしまぐによ)
朝日かがよう海に (あさひかがよううみに)
連りそばだつ島々なれば (つらなりそばだつしまじまなれば)
あらゆる国より舟こそ通え (あらゆるくによりふねこそかよえ)

されば港の数多かれど (さればみなとのかずおおかれど)
この横浜にまさるあらめや (このよこはまにまさるあらめや)
むかし思えば とま屋の煙 (むかしおもえばとまやのけむり)
ちらりほらりと立てりしところ (ちらりほらりとたてりしところ)

今はもも舟もも千舟 (いまはももふねももちふね)
泊るところぞ見よや (とまるところぞみよや)
果なく栄えて行くらんみ代を (はてなくさかえてゆくらんみよを)
飾る宝も入りくる港 (かざるたからもいりくるみなと)
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/gakusyu/sika/

次に冒頭画像の
■市のマーク(き章)の制定についてです。
調べた訳ではありませんが、自治体のマーク制定としてはかなり初期にあたるのではないでしょうか。
【濱菱】
カタカナの「ハマ」の文字をデザイン化したものです。市職員のバッチは勿論、様々なところにこのマークが使われています。

(※あらぬ噂 某広域●●団のマークに似ているため 某所で問題になったとか…)
この濱菱マークの商品も販売されています。
■品名:魚肉煉製品(ゆでかまぼこ)「浜ナルト」
原材料名:魚肉、他
内容量:150g
販売者:株式会社石橋
〒221-0045 神奈川県横浜市神奈川区神奈川1-1-36
横浜中央卸売市場本場 Cー27 株式会社 石橋
販売期間:12月26日〜29日まで

■会社名: 横浜醤油株式会社
創業は昭和12年(1937年)9月
所在地:〒221-0005横浜市神奈川区松見町3-1-6 
http://www.yokohama-syouyu.com/


最近、シンボルマークが変わりました。1989年の横浜博YES89で「バラのマーク」が制定され20年使われました。

二代目のシンボルマークはOPEN YOKOHAMAです。

ハマウイングマークとも言われています(単なる噂です)

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tadkawakita
  • tadkawakita
  • 横浜の歴史にざくっと関心をもって15年です。本腰をいれて学び始めて5年となりますが、学べば学ぶほどに深くなっていきます。
    Y2345というキーワードを作りました。1923年〜1945年までの横浜を軸に「横浜史」を乱学しています。
    史実に出会ったら、できるだけ現在の地を訪れるよう努力しています。

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