今日は金環日蝕。
皆さん目撃できましたか?
奇跡的に横浜は雲が切れました!!!(2012年)
(本題に)
横浜には18の区があります。
東京23区との大きな違いは?
横浜18区は区によって様々な個性があるところでしょう。
横浜市の西、江戸時代に整備された五街道の一つ東海道に添って広がる戸塚区は1939年(昭和14年)の今日、横浜市7番目の区として誕生しました。
と 戸塚区マークです |
“戸塚区”は誕生当時も現在も横浜で最大面積を持つ区です。
誕生当時は現在の「瀬谷区」「泉区」「栄区」も戸塚区の一部でした。
横浜市西部は全て戸塚区でした。との字に似ていますね! |
歴史的には鎌倉時代・江戸時代に栄えた街道の区です。
南北に瀬谷区から栄区まで鎌倉往還が通り、鎌倉時代の重要な交易路でした。東西には東海道が通る街道に添って戸塚宿がありました。
(大学駅伝の戸塚中継所でも有名です)
■文明開化の名産品
現在の「戸塚区」は昭和初期まで鎌倉郡でした。
そこで生まれた名産品が「鎌倉ハム」です。
(鎌倉ハム)
1876年(明治10年)鎌倉郡上柏尾村の戸塚街道に面した外国人向けホテルでイギリス人技師ウィリアム・カーティスが製造販売したため「鎌倉ハム」と呼ばれました。
現在“鎌倉市ブランド”になりつつありますが、横浜市戸塚生まれの鎌倉ブランドということになります。
もし「柏尾ハム」と呼ばれていたら?
(農工商の街)
戸塚区は農業、工業、商業バランスの取れたエリアといえるでしょう。
横浜農産物ブランド 「はま菜ちゃん」の重要な生産地です。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/nousan/brand/
中でも横浜特産の「浜なし」は戸塚区の特産で中心生産地となっています。
■舞岡へ行こう!
戸塚区には、
平成2年に指定された102.6ha(農地 35.2ha、山林 24ha、その他 43.4ha)に及ぶ市内最大級の環境保全地域『舞岡ふるさと村』があります。
たっぷり大自然(決してオーバーではありません)を楽しむことが出来ます。
たっぷり一日過ごせます。谷戸の風景が現役で残っています |
『舞岡ふるさと村』虹の家
http://www1.c3-net.ne.jp/nijinoie/
【ハム工房まいおか】
舞岡の北見畜産で生産された豚肉を使用したハムを作っています。
http://www.hamumaioka.co.jp/
■今も?日立村
戸塚駅、東戸塚駅周辺は日立製作所の工場、関連企業群が多くあり“日立村”と呼ばれました。(現在は移転等で縮小しています)
その他、ブリヂストン、山崎製パン、第一パン、ポーラ化粧品他大手企業の工場が操業しています。
地元企業(本社機能のある企業)の拠点もあります。
紳士服のコナカ
http://www.konaka.co.jp
大倉陶園
(ショップもおすすめ)
http://www.okuratouen.co.jp/
横浜文明堂
(お店は伊勢佐木です)
http://www.yokohama-bunmeido.co.jp/
大川印刷
(創業132年目です)
http://www.ohkawa-inc.co.jp/
■ようやく始まりました(2012年現在)
横浜市内の西の拠点、戸塚駅の西口再開発事業が
半世紀かかってようやく事業が始まりました。
横須賀線、東海道線、市営地下鉄の通る戸塚駅ですが、
駅前の不便さは「関東随一!!?」でした。
現在 商業施設トツカーナが完成し 今年(2012年)の秋に戸塚区役所(新庁舎)が移転、完成します。(しました。→2013年5月時点)
トツカーナ
http://totsukana-mall.net
工事中の風景 |
全景大きく入口写真ですみません |
現在の区役所。創設当初の石碑があります |
No.306 11月1日(木)戸塚駅東口小史
No.351 12月16日(日)戸塚踏切をなんとかしろ
■柏尾川流域の桜
(写真がありませんが、戸塚区をドーーンと横切る柏尾川沿いの桜は見事です)
川沿いの木々は桜です |
■地図で何時も不思議発見
深谷町に広大な在日米軍深谷通信所(送信施設)があります。国内屈指の米軍通信施設で、空から(地図で)見ると不思議な空間に見えましたが、全面返還が決定しています。
(余談)
学生時代のアルバイト先が戸塚駅前にあった
日立システム開発研究所でした。
当時の駅前空間は狭くタクシーも旋回が難しいような狭隘空間でした。
でも俗称“闇市”「旭町通商店街」や「さくらモール」でのレトロな飲みニュケーションが懐かしい。
バスゾーンを除いた程度のスペースしかありませんでした |