1859年、開港によって限られていた交易の場が飛躍的に拡大します。
その中心となった港が江戸に近い横浜港でした。
この「開港」を記念して節目には横浜「開港祭」が開催されてきました。
横浜を語る枕詞、開港より( )年の横浜は……
50周年、100周年、130周年、そして2009年(平成21年)の今日4月28日(火)
開港150周年祭「開国博Y150」が開幕。
153日間開催されました。
「開国博Y150」の開催概要は下記サイトをごらんください。
http://www.yokohama150.org/y150/
http://ja.wikipedia.org/wiki/開国博Y150
「開国博Y150」開幕 私の場合
実現不可能と思っていた「ヨコハマ・グッズ 横濱001」の「開国博Y150」ブース立上げを4月中旬から突貫で始めていました。
なにせ一人所帯の事務所に12人のスタッフ集めから始まり、忙殺されていました。
153日間無休、10時20時で400アイテムの販売管理をどうするかで頭が一杯だった二週間、無事整いオープンできた安堵感に満ち満ちた4月28日でした。
「開国博Y150」の評価は賛否いろいろあります。
全体結果が失敗ではないかという流れに傾く中、批判が高まりました。
契約金の減額、赤字補填、誰が悪いという犯人探しまで、傍観者の私にも聞こえて来るノイズで一杯でした。
今日のコラムはその評価をするには適切な場ではありません。
ただ一言だけいえば、準備不足 少なくとも2004年くらいから本腰を入れる必要があったのだと私は感じました。
神奈川県、横浜市、商工会議所 他諸々。「三すくみ」だったように見えました。
(時勢の悪さ)
100周年のときは、終戦の疲弊した背景で開催。
No.96 4月5日 開港ではありません開国百年祭
130周年のときは、昭和天皇の崩御。
そして 150周年のときは
アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズが経営破綻。
そして パンデミックの恐怖、新型インフルエンザ感染症
なんてのもありましたが
ゴールデンウィーク(4/28〜5/6)の来場者数は約49万人
(周辺観光客をいれたらならもっとでしょう)
確かな手応えは
あらためて、来訪者の増加で横浜認知力がアップしたことでしょう。
街中活動の活発化、私はボランティアという言葉の乱発が嫌いなのであまり多用したくありませんが、真のボランティアによる地域力を実感できたことは間違いありません。
(しっかり この祭りに学ばなければなりません。得たものと失ったものを)