第968話【絵葉書の風景】お三の宮
まもなく1000話になりますが、お三の宮はうっかり紹介していませんでした。昔のお三ノ宮付近の絵葉書・地図を少し紹介しながら「関外総鎮守お三の宮日枝神社」に触れます。多くの方は「お三の宮」と略して呼んでいます。関外総鎮守の…
(横濱界隈通信)様々な横浜界隈を歴史から現在まで一つひとつたどりながら紹介していきます。
まもなく1000話になりますが、お三の宮はうっかり紹介していませんでした。昔のお三ノ宮付近の絵葉書・地図を少し紹介しながら「関外総鎮守お三の宮日枝神社」に触れます。多くの方は「お三の宮」と略して呼んでいます。関外総鎮守の…
前回に続き、醤油と塩から横浜を見てみたい。 横浜市域は地形的には東から北東にかけて、鶴見川に沿って農耕地が点在するが西部エリアは起伏が多く農耕地はあまり多くなかったため近世、全体としては米穀の生産量は全国平均と比較して少…
今回から少しエッセイ風 書きなぐりを始めてみることにした。 地産地消は物流の発達と反比例する現象である。大都市は商品を飲み込む。 また、大量生産による廉価の席巻とも反比例し、ナショナルブランドが地域生産力を奪っていく。こ…
1935年(昭和10年)8月3日の今日 「青木周三が12代市長に就任した」日です、 青木市長は 1939年(昭和14年)8月3日に再任されます。 ということで今回はこの8月3日ネタを元に 戦前の歴代市長に関して自分の記憶…
1000話まで後40話となったので、力まずブラブラ書いていくことにしました。 そもそもこのブログは私が<横浜>を一から学ぶ、確認していくという作業の一つとして始めたものです。1000話まではこのスタンスで進め、それ以降は…
今回は 横浜真景一覧図絵に見る「橋梁」を追いかけてみた。 明治期に大岡川で架橋された多くの<橋>は現在も少し位置の変更はあるものの残っている。運河が廃止されたことで消え去った橋梁も多いが、1974年(昭和49年)まで大岡…
複数回にわたって横浜真景一覧図絵から見える横浜を研究している。 ここに描かれた横浜の風景は「運河」の町横浜を如実に現している。 運河には作業船が多数走り、港には大型船も停泊中。 有名な話だが、横浜港には当初、小さな「象の…
初代横浜駅前の様子 「横浜真景一覧」には他のエリアとは異なり少々おざなりな描かれ方の初代横浜駅が描かれている。 横浜に初めて鉄道が開業したのは1872年6月12日(明治5年(旧暦)5月7日)のことだ。維新直後の明治2年に…
この「横浜真景一覧」を現在と比較してみると、運河筋の正確さに気づく。 大岡川・派大岡川・中村川・堀川の形状は概ね正確に描かれていることがわかる。元資料となった地図があったのかもしれない。 ところがこの絵図の凄さは その観…
明治中期に描かれた地図に「横浜真景一覧」という実に見事な鳥瞰地図がある。測量による近代地図的描法が取り入れられ平面図が主流になった時期の珍しい都市鳥瞰図である。 この地図を詳細に見ていくと様々なことが見えてくる。今回から…