幕末明治の横浜

【吉田町物語】吉田町清水組 【資料編】

【吉田町物語】吉田町清水組

現在、吉田町に拠点を構える最も古い企業は、都橋のたもとに事業所を持つ清水建設横浜支店です。 左側 都橋袂、清水建設横浜支店 現在スーパーゼネコン※と呼ばれている5社の中で、特に「清水建設」と「鹿島建設」は開港場を舞台に横浜普請で飛躍した会社です。 ※清水建設、鹿島建設、大成建設、大林組、竹中工務店 …
第993話【一枚の絵葉書】根岸療養院 【資料編】

第993話【一枚の絵葉書】根岸療養院

根岸療養院 前回は中村石川にあった「横浜市中央教材園」の絵葉書から導き出された風景を紹介しました。今回も前回と同様の「一枚の絵葉書」から横浜史の一風景を読み解いていきたいと思います。 この【一枚の絵葉書】シリーズは、手元の絵葉書から、そこに写し出されている風景を読み解きながら関連情報を探っていきます…
第990話 近代・ミシン・横浜(2) 幕末明治の横浜

第990話 近代・ミシン・横浜(2)

シンガー日本市場を席巻 戦後生まれの人には<ミシン>といえばシンガー以外にジャノメ・ブラザー(安井兄弟社)・ジャガー(丸善ミシン)といった国内メーカーが登場しますが、戦前は圧倒的にシンガーでした。 幕末、横浜に初めて上陸したミシン=sewing machineは 明治期に認知されるようになり、洋服を…
第990話 近代・ミシン・横浜(1) 幕末明治の横浜

第990話 近代・ミシン・横浜(1)

日本の近代化は同時に始まった訳ではありません。 新しい制度、道具、技術、言葉、人物… 様々な要素が時期をずらしながら重なる中で、 人々は受容と反発を繰り返し近代化は進行してきました。 日本の近代化は<開国>によって幕が上がります。 近代化の端緒が開かれたのは 圧倒的な西欧技術でした。 例えば、鉄道に…
第987話【運河物語】桜川 【横浜の鉄道】

第987話【運河物語】桜川

横浜の運河を追いかけています。【真景絵図】シリーズの合間に運河を入れます。 今回は桜川運河です。 桜川は現在の横浜中心市街地を支えた運河群の一つで大岡川と帷子川を繋ぐ約2kmの運河でした。 1870年(明治3年)に誕生し翌1871年(明治4年)には「桜木川」と呼ばれましたがその後「桜川」となりました…
第986話【横浜真景一覧図絵比較】 その1 大岡川水系

第986話【横浜真景一覧図絵比較】 その1

前回から25年版・35年版を比較し10年間を探ってみました。 おさらい <一目見ての大変化>  海岸通り部分の埋立  大桟橋の完成  富士見川運河が消滅 前回の 第985話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第六話で簡単に紹介しました。 【横浜真景一覧図絵】明治25年版・明治35年版比較 【横浜真景一覧図絵…
第985話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第六話 【資料編】

第985話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第六話

今回から数回に分け、尾崎富五郎の描いた二版の鳥瞰図を元に(十年間の)変化を読み解くことにします。 この「横浜真景一覧図絵」徹底研究シリーズは今回で第6回目となります。 明治25年版 明治35年版 第1回から第5回までのシリーズで基本資料としたのが 「横浜真景一覧図絵」1892年(明治25年)版です。…
第962話 8月2日(木) 明治の実業家達

第962話 8月2日(木)

1930年(昭和5年)8月2日(土)の今日、 午前9時半、横浜港に日本郵船の北大西洋航路定期船「龍田丸」が桑港(サンフランシスコ)から入港しました。 龍田丸 この年の春4月25日に初就航した「龍田丸」は浅間丸姉妹船として三菱造船で建造。隔週運行し、米国サンフランシスコからロスアンジェルス・ハワイを経…
第961話 8月1日(水) 【資料編】

第961話 8月1日(水)

1000話まで後40話となったので、力まずブラブラ書いていくことにしました。 そもそもこのブログは私が<横浜>を一から学ぶ、確認していくという作業の一つとして始めたものです。1000話まではこのスタンスで進め、それ以降はじっくり深掘り横浜を始めたいと決めました。そもそもが自分にノルマを与え、プレッシ…
第958話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第三話 【横浜の鉄道】

第958話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第三話

初代横浜駅前の様子 「横浜真景一覧」には他のエリアとは異なり少々おざなりな描かれ方の初代横浜駅が描かれている。 初代横浜駅構内全景 横浜に初めて鉄道が開業したのは1872年6月12日(明治5年(旧暦)5月7日)のことだ。維新直後の明治2年には鉄道敷設が決定され、衣替えのように<近代化>が進んだ背景に…