No.102 4月11日 今年ラストチャンスですって!(追記版)

今年の桜は遅咲きでした。(2012年)

肌寒い日が続きましたから、夜桜見物にしても覚悟が必要になりますね。
横浜市営交通八十年史に面白い記述がありました。
1936年(昭和11年)の今日、
「観桜客誘致として本牧の三渓園、紅葉ヶ丘の掃部山(かもんやま)、三ツ沢の豊願寺(ぶげんじ)、保土ケ谷の桜ヶ丘に無料休憩所を設置し、茶の接待、観桜絵はがきの発売、停留場に提灯の掲出を実施(20日まで、翌年も実施)」したそうです。
2013年追記 2013年は逆に一気に咲いて一気に散りましたね。

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花見シーズン限定 屋台も気候次第

2012年4月12日は全国的に天候が荒れ模様になり、せっかく咲いた桜もその多くが散ってしまうそうです。
今日、京都から帰ってきたのですがまだまだ5分が良いところでした。

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嵐山の桜

逆にずれて正解かもしれません。横浜は今夜がラスト観桜ですかね。
冒頭と繰り返しになりますが、交通局の観桜客誘致策が必要な桜の名所といえば本牧の三渓園、紅葉ヶ丘の掃部山(かもんやま)、三ツ沢の豊願寺(ぶげんじ)、保土ケ谷の桜ヶ丘だったようです。三ツ池公園は1957年(昭和32年)開園ですし、野毛山の桜の名所ですが観桜客誘致しなくても良かったのかもしれません。
無料休憩所を設置し、茶の接待、観桜絵はがきの発売、停留場に提灯の掲出を実施ということですから結構積極的に経営努力したんですね。
ということで、掃部山に出かけたところ看板を発見!掃部山には明治から昭和49年ごろまで茶店があったそうです。

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ですって!?

掃部山公園は、江戸時代までは不動山、明治初期には外国人鉄道技師の官舎があったり鉄道開通後も鉄道用地として利用されたことから「鉄道山」と呼ばれていました。
明治17年に旧彦根藩士らが買い取って井伊家の所有となり庭園として整備され、大正3年に井伊家より横浜市に寄付され、掃部山公園となりました。
横浜大空襲で全ての桜は焼失、現在の桜は戦後80本余りが地元有志から寄附され移植されたものです。

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掃部山公園からみなとみらい

(桜を楽しむ)

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金沢城趾から兼六園方向を見る

2013年4月10日石川県金沢市で満開の桜を愛でました。

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