第958話【横浜真景一覧図絵徹底研究】第三話
初代横浜駅前の様子 「横浜真景一覧」には他のエリアとは異なり少々おざなりな描かれ方の初代横浜駅が描かれている。 横浜に初めて鉄道が開業したのは1872年6月12日(明治5年(旧暦)5月7日)のことだ。維新直後の明治2年に…
(横濱界隈通信)様々な横浜界隈を歴史から現在まで一つひとつたどりながら紹介していきます。
初代横浜駅前の様子 「横浜真景一覧」には他のエリアとは異なり少々おざなりな描かれ方の初代横浜駅が描かれている。 横浜に初めて鉄道が開業したのは1872年6月12日(明治5年(旧暦)5月7日)のことだ。維新直後の明治2年に…
第一章 「横浜駅の歴史」が面白い! 横浜駅の歴史は横浜市の近現代史を語るキーワードになる。 横浜駅の彷徨から開港の近代史が、 三代目横浜の東西戦争からは戦後史が見えてくる。 近代以降、 <駅>の視点で横浜を観ると探ってみ…
1930年(昭和5年)に発行された「東京横濱電鐵」の沿線案内を兼ねた路線図の一部です。 この路線図をネタにこの時代を少し読み解いてみます。 現在と異なっているのが、 ○国鉄線の「程が谷」→「保土ケ谷」 一昔前は「保土ヶ谷…
1923年(大正12年)9月1日 関東大震災で横浜市域は多くの人命、財産を失います。 実質、東京より被災度が大きかった横浜は、帝都東京を復興するという最優先の下 独自の震災復興を目指さなければなりませんでした。 多くの企…
1997年(平成9年)に開通した汽車道(開港の道)を渡る折、 桜木町駅から日本丸の脇に立つと、いつも気なる風景がありました。 帝蚕倉庫の壁に設置されていた「Panasonic」の光学ディスクをモチーフにした広告です。 そ…
街には国境ほどではありませんが行政の境界があります。 地域民にとって境界は別段関係ありませんが時にこの境界が市民生活に影響してきます。 街は何故ここに境界を設定したのか、 謎解きをしながら市境を歩くと、横浜が見えてきます…
今日は、程ケ谷駅を巡るエピソードを。 1887年(明治20年)7月11日 この日、東海道線の横浜(初代)〜国府津間が開通しました。 これにより程ヶ谷駅( 1931年(昭和6年)に保土ケ谷の名に変更)・戸塚駅・藤沢駅・平塚…
金沢区は魅惑的な区で、様々な角度から紹介しています。 横浜18区の中でもじっくり書いたものが多いかもしれません。 <カウントしてませんが> リンクをまとめました。 第923話【横浜市境】 市境の深ーい溝 http://t…
1930年(昭和5年)の暮、横浜市が震災復興に一つのメドがついた頃 市電社内刷りPRとして「市電ニュース」が発行されました。 ちょうどこの頃、横浜市内の市電網が最も精力的に整備され、市域トラフィックの軸となっていきます。…
この写真は約7割が空となっています。 カメラマンは何故? 敢えてこの広い空を構図の中に取り込もうとしたのでしょうか? 撮影場所は野毛山中腹(現在の西区東ケ丘あたり)かプール(今無い)あたりか? <風景を読む> 手前に京浜…