703番目の投稿にしては軽すぎ?ですが、
大目標1000話までは軽く飛ばしていかんがための助走とご勘弁ください。
横浜の名産?といえば 何を思い起こしますか?
横浜といえば「シウマイ」でしょ。でもここではシウマイは横浜名物!?のカテゴリーに入れておきましょう。名産と名物、違いに厳密な定義はありませんが、
ここでは名産とは 農水産物のことを指すことにします。
横浜名産といえば 浜梨、小松菜、キャベツが注目されています。
海の物といえば <小柴の蝦蛄>が有名ですが、野島の「海苔」も頑張っています。
酪農も元気が出てきたようです。
それでは ここで大昔の横浜名産の話をちょっと紹介しておきます。
■西の岡山、東の綱島といえば!何のことでしょう?
【桃】ですね。
かつて東西で「西の岡山、東の綱島」と比較されるほど 美味しい桃が<綱島>で生産されていました。現在の生産農家はごく少数となってしまいました。
綱島の桃を使ったビールも作られています。
なぜ綱島の「桃」が名産となったのでしょうか?
桃は水害に強く、鶴見川が良く氾濫した綱島エリアに適した農産品でした。
■西の月ノ瀬(奈良)、東の杉田といえば!?
これは【梅】のことです。
「杉田梅」かつて東西で名を馳せた東の名産品のひとつです。江戸から明治にかけて「杉田(すぎた)」といえば梅のことでした。杉田梅最盛期は30,000本といわれていたほどの梅の観光名所で時の有名人が「杉田」を訪れています。
No.53 2月22日 アーティストツーリング
一方の西の月ノ瀬(つきがせ)村は、現在の奈良市月ヶ瀬にあたります。奈良県の北東端に位置し現在も梅の名所です。奈良県ですが、地勢的には三重県伊賀地域との結びつきが強いエリアで梅の木が広がる様から「月ヶ瀬梅渓」とも呼ばれ、古くから有名な梅林として日本政府が最初に指定した名勝の一つです。
杉田といえば!
江戸時代の特産品!で横浜産の輸出の花形!!がありました。
<煎海鼠(イリコ)>です。煎海鼠とは、中国で人気の高級素材で<なまこ>のことです。
江戸時代後期、杉田村の名物といえば「梅」と「煎海鼠(イリコ)」だったのですが、梅に少し名残がある程度です。
この<煎海鼠(イリコ)>は江戸時代、中国への貴重な輸出品だったそうです。
横浜の名産品
もっともっと増やしたいものですね。