【芋づる横浜】輿地誌略(後編)
幕末から明治に至る開国直後の日本は劇的な変化が起こります。幕末の幕府、明治以降の政府関係者はもちろん、多くの人々が外国の情報を広く求めました。「輿地誌略」もまた、当時の国民の知的欲求やニーズに見事応えた内容でした。 【芋… 続きを読む »
幕末から明治に至る開国直後の日本は劇的な変化が起こります。幕末の幕府、明治以降の政府関係者はもちろん、多くの人々が外国の情報を広く求めました。「輿地誌略」もまた、当時の国民の知的欲求やニーズに見事応えた内容でした。 【芋… 続きを読む »
明治初期に出版された地理の本があります。 内田正雄という人物が編集した「輿地誌略」です。(画像は著者所蔵。若干傷んでいますが面白いのでついついめくってしまいます。) 明治初期の代表的な地理の教科書として発行され大ベストセ… 続きを読む »
ここに一枚の写真がある。日本に駐留していた米軍軍人の家族がオークションに出したスクラップに混じっていた。200枚位の中身はほとんど個人的写真で、かなり安価だったがはっきり言って史料としては<失敗>だったがこの一枚は興味深… 続きを読む »
横浜の街は、大岡川河口域に誕生し、帷子川河口域とのコラボで港都を形成した。全国の大都市でこれほど明確にダブルリバーが街を包み込むように発展した例を見ない。 江戸時代から風光明媚な洲干弁天に詣でたこの街は富士山の噴火により… 続きを読む »
橋のデザインには個性がある。構造上の課題をクリアすれば橋のデザインは多くの場合設計者に委ねられる。 幕末から大正にかけて、横浜にも多くの橋が架けられた。居留地と外を結ぶ「吉田橋」のエピソードは有名。 この時代で<最も>派… 続きを読む »
橋には色々種類がある。 一般的なイメージは河川に架かる道路の橋、 人専用なら人道橋、 鉄道橋梁、 そして鉄道を跨ぐ跨線橋、や道路を跨ぐ跨道橋(陸橋)などがある。 このような色々な道路がほぼ一箇所に集中している… 続きを読む »
横浜に初めて鉄道を敷設する際、野毛浦・伊勢山・鉄道山沖の海辺を埋立て鉄道用地を確保する。その際に埋立地と陸部の狭間に排水路(運河)を作った。 最初は「桜木川」と呼ばれ、後には「桜川」と呼ばれた。 明治に誕生した「桜川」は… 続きを読む »
横浜グランドホテル支配人、ルイス・エッピンガーは二つの横浜カクテルを発案したことでその名を今に残している。 その名はバンブーとミリオンダラー。 標準的なレシピは (バンブー) ドライ・シェリー : ドライ・ベルモット =… 続きを読む »
ここに一枚のお城の写真があります。 城郭ツウであれば<金の鯱>がトレードマークの「名古屋城」らしい?と推理されたかもしれません。 この名古屋城は、横浜市の復興イベントのために建てられた<フェイク>ハリボテです… 続きを読む »
堀割川に架かる天神橋は現在架け替え工事が行われている。 震災で倒壊した天神橋は大正15年の6月に工事が始まり昭和2年4月22日に竣工と震災復興記録には記されている。工事前は市内でも最古参に入る<古株>の橋だった。 撮影し… 続きを読む »