横濱デパート物語
20世紀はデーパートの時代と呼ばれました。 三越が全国主要新聞に1905年(明治38年)全段広告を掲載し 「店販売の商品は今後一層その種類を増加し凡そ衣服装飾に関する品目は一棟の下にて御用弁じ相成候様設備致し,結局米国に…
(横濱界隈通信)様々な横浜界隈を歴史から現在まで一つひとつたどりながら紹介していきます。
20世紀はデーパートの時代と呼ばれました。 三越が全国主要新聞に1905年(明治38年)全段広告を掲載し 「店販売の商品は今後一層その種類を増加し凡そ衣服装飾に関する品目は一棟の下にて御用弁じ相成候様設備致し,結局米国に…
このブログのネタは歴史的転換期となった横濱開港あたりがどうしても多くなってしまいます。今回も幕末ネタでご勘弁ください。 ただ、私の筆力を除けば“横浜最大級”のミステリーであることは間違いありません。 横浜市中区の関内にあ…
今日は、点と線を結ぶ“遊び”をします。 つなぐのは 足利尊氏と横浜ゴムとフェリスの秀才です。 この三つのキーワードにどのような関係があるか、 おわかりですか? 近年足利尊氏像では無い説が有力 ■歴史認識 日本史で足利尊氏…
横浜の出来事を年表からピックアップしました。 ※この日に関係する 俳人、思想家、経済人 市政、経済動向を紹介しました。 ●1901年(明治34年)の今日 滝春一( たき しゅんいち) 横浜に生まれ水原秋桜子に師事し…
北海道と横浜を結ぶ政商「高島嘉右衛門」を追いかけている内に、不思議な人間関係に辿り着きました。 今日は 想像の領域!のセミフィクション仕立てです。 賀茂真淵、本居宣長と並ぶ国学者、平田篤胤(ひらた あつたね)。 その考え…
横浜と北海道の大地を点と線で結んだ男がいます。 おそらく、北海道と最も因縁のある横浜商人でしょう。 彼の名は 高島嘉右衛門(たかしまかえもん) 今日は “北海道と横浜を結んだ高島嘉右衛門”を紹介しましょう。 神奈川区にあ…
一行の出会いでした。 膨大な年表に朝田又七という名を見かけました。 「1902年(明治35年)7月12日)の今日、朝田又七が水道事務を分掌した」 という記述でした。 資料を調べていくうちに、彼はまさに明治時代の横浜を生き…
京浜急行線に「花月園駅」があります。 2010年までは競輪場がありました。 この「花月園」の名は東洋一の遊園地の名から来ました。 1914年(大正3年)に平岡廣高氏が開業し、 関東大震災を挟み18年間個人営業を続けました…
参考資料の一つ「横浜近代史総合年表」の中から、1921年(大正9年)のこの日、「鶴屋」が焼失した記事を発見しました。 明治大正期、 大都市に成長した横浜の発展は災害との戦いでもありました。 横浜最大の繁華街「伊勢佐木」の…
岸田 吟香(きしだ ぎんこう)という人物を知っていますか? 開港、そして「はじめて物語」では欠かせない横浜ゆかりの人物です。 1880年(明治13年)のこの日、 岸田 吟香は日中間の薬事業拡大のため横浜港から東京丸で中国…