【開港の風景】前史編3
小説を書く人はすごいと改めて思う。資料から人の心情や行動を描きだす。読みながら情景が浮かぶように工夫しようと思っている矢先から説明的になっている。一枚の地図にしてしまえば簡単だ!と思い始めてしまう。そういえば、三十年以上…
(横濱界隈通信)様々な横浜界隈を歴史から現在まで一つひとつたどりながら紹介していきます。
小説を書く人はすごいと改めて思う。資料から人の心情や行動を描きだす。読みながら情景が浮かぶように工夫しようと思っている矢先から説明的になっている。一枚の地図にしてしまえば簡単だ!と思い始めてしまう。そういえば、三十年以上…
■海の風景東海道を江戸から下る道中、旅人は鶴見橋を渡り生麦を過ぎるあたりで海に出会います。品川沖とはこれまた趣が異なる子安濱の海岸沿いを進むと、その先に小高い「神奈川宿」の坂道が見えてきます。目前には名所「権現山」が立ち…
突然の出来事だったに違いありません。先祖代々横浜村に暮らしていた人々は、「突然移住せよ!」と代官からの申し渡しがあり、おそらく村衆が集まり石川村の外れに居を移すことを承諾したのでしょう。そこでどのような話し合いがもたれた…
「海水浴とマジシャン」と題して俳人秋元不死男作品から横浜のある風景を読み解いていきます。前回では、不動坂付近で行われていた四の日縁日の風景が描かれている句を紹介しました。大正初期の亀の橋付近の風景です。今回は、1938年…
秋元不死男、彼の名を知る人は限られていると思います。戦前から戦後にかけて活躍していた俳人です。人生の大半を横浜で過ごし、横浜の情景を詠んだ句も多く残されています。彼に関しては、以前簡単なブログを書いています。No.35 …
かつて大岡川運河群の背骨に当たる「吉田川・新吉田川」現在は大通り公園と呼ばれています。現在、そのなごりとしてこの通りの関内駅寄りに「日ノ出川公園」があります。日ノ出運河は全長約600mで、運河時代 吉田川と中村川に繋がっ…
<ちょっと具合悪そう>「横濱山手英国病院 English Hospital Bluff Yokohama.」